ビギナーが電車を走らせる時の注意点

電車

鉄道模型のジオラマを作る場合、どのような方向性にするかを明確にしておくことが大事になります。例えば、電車を走らせる場合であれば、都会の景色を選んだほうがよいでしょう。電車とは、パンタグラフが付いていて架線から電気を受け取り、走行する乗り物です。これに対して、田舎の方で走っていてパンタグラフが付いていないものを気動車と言います。つまり、都会であれば電車が走っていることが多くなりますが、田舎であれば架線自体がないため気動車を走らせていることがほとんどです。

ビギナーが作るジオラマも、違和感がないようにするためには都会の景色を中心にレイアウトをした方がよいでしょう。この時に、本当に架線を引く人もいます。細部にこだわれば、確かに架線がなければ違和感があるでしょう。ですが、メーカー側では架線柱の模型は発売していますが、架線を発売していることはありません。

発売すれば人気が出そうですが、発売しないしっかりとした理由があります。それは、手入れが難しいからです。実際の列車と異なり、人間の手でレールの上に列車を載せますが、このとき非常に架線が邪魔になってしまいます。下手をしたら架線が切れてしまう可能性もあるでしょう。そのような理由から、架線まではつけないのが一般的です。